条坊
じょうぼう
名詞
標準
文例 · 用例
後景は京都四条坊なる南蛮寺の高き石垣。
— 木下杢太郎 『南蛮寺門前』 青空文庫
左右両京の制、条坊の区劃などは、広大なること奈良以上である。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
-------------------------------------------------------第一回一 土屋庄三郎は邸を出てブラブラ条坊を彷徨った。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
館を囲繞しやや南寄りに甲府の条坊が出来ていた。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
東西五百三十間南北九百二間というのがすなわち条坊の総面積で、諸将の邸宅もここにあった。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
お館の西側をグルリと廻わり跡部大炊の邸へ出、それを北へドンドン行くと突き当たったところに小山田邸、ここが条坊の外れである。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
その同じ日の夕方のこと――ここは京都四条坊門、南蛮寺が巨然と聳えている。
— 国枝史郎 『南蛮秘話森右近丸』 青空文庫
…… すると四条坊門の辻を、南へやる赤糸毛の女車が、静かに太郎の行く手を通りすぎる。
— 芥川龍之介 『偸盗』 青空文庫