ものですから
ものですから
表現
標準
... is the reason
文例 · 用例
あの、いちど落第したものですから」「はあ、芸術家ですな」にこりともせず、おちついて甘酒をひと口すすった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
文楽は学生時代にいちど見たきりで、ほとんど十年振りだったものですから、れいの栄三、文五郎たちが、その十年間に於いて、さらに驚嘆すべき程の円熟を芸の上に加えたであろうと大いに期待して出かけたわけですが、拝見するに少しも違っていない。
— 太宰治 『炎天汗談』 青空文庫
殊にその泥岩|層は、川の水の増すたんび、奇麗に洗われるものですから、何とも云えず青白くさっぱりしていました。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
しかし龍麿の『奥山路』については大体の性質が解ったものですから、言語学会とか、国学院大学の国語学会で紹介したこともありますが、『帝国文学』に始めて「国語仮名遣研究史上の一発見」という題で大正六年の十一月号に書いたのであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
けれども、古くから日本に用いられている『韻鏡』という書物がありまして、これは古代の支那語の音を、日本の五十音図と同じ原理で、最初の子音の同じものは同じ行に、終の音の同じものは同じ段に並べて図にしたものですから、これによっても、古代支那語の音は或る程度まで知られるのであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
忙しいため十分|纏める暇もありませぬし、時間も足りなくて急いだものですから、不徹底な所があったろうと思います。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
店屋の人自身がこれはほんのその時きりのものですから永持ちはしませんよと云って断っていたそうである。
— 寺田寅彦 『石油ランプ』 青空文庫
私は驚いて「どうもとんだ粗相をしました」と云うと、主人は、「いや、どう致しまして、一体この置き所も悪いものですから」と云った。
— 寺田寅彦 『ある日の経験』 青空文庫
作例 · 標準
「すみません、道が混んでいたものですから、遅れてしまいました。」
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「初めてのことものですから、少し緊張しています。」
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「子供が熱を出したものですから、会社を休ませていただきました。」
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