山出し
やまだし
名詞
標準
bumpkin
文例 · 用例
例えば山出しの批評も時には三越意匠部の人の参考になるかもしれず、生蕃人の東京観も取りようでは深刻な文明批評とも聞える事があるかもしれない。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
「なにか、弟子のような者でもいるのか」「五十ばかりの男と、十五六になる小娘と、ほかに台所働きのような女が二人いるそうですが、台所働きはこのごろ雇った山出しの奉公人で、祈祷の方のことは一切その男と小娘とが引き受けてやっているんだそうです」 多吉の報告はそれだけであった。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
山出しを頼むと一|束に五銭ずつ取られるからである。
— 黒島傳治 『窃む女』 青空文庫
さて月謝を沢山出した挙句に、いよいよ真物真筆を大金で買う。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
自分も高慢税は沢山出したい。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
」「鼻血を沢山出しました。
— 宮沢賢治 『月夜のけだもの』 青空文庫
すぐそのあとで、山出し風な肥つた女中がはいつて来て、勃凸に何かさゝやいた。
— 有島武郎 『骨』 青空文庫
」 さあ大変だあたし字なんか書けないわとひなげしどもがみんな一諸に思ったとき悪魔のお医者はもう持って来た鞄から印刷にした証書を沢山出しました。
— 宮沢賢治 『ひのきとひなげし』 青空文庫
作例 · 標準
遠くに見える山城のシルエットは、まるで物語の一場面のようだった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite