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良母

りょうぼ
名詞
1
標準
文例 · 用例
大尽王香以、清兵衛を立つるときは、微塵数のパルヴニュウは皆守銭奴となって懺悔し、おいらん王を立つるときは、貞婦烈女も賢妻良母も皆わけしらずのおぼことなって首を俛るるであろう。
森鴎外 細木香以 青空文庫
悲しい哉 故に妾は、今日の汚れたる男子の口より吐き出さるゝ、所謂賢妻良母なる語を、蛇蝎の如く嫌忌し、常に冷笑を以て迎へつゝあるなり。
管野須賀子 肱鉄砲 青空文庫
彼等が婦人に対して貞操を強ひ、賢妻良母を説く前に、何ぞ男子自ら貞操を全ふして、賢父良夫たらざるや。
管野須賀子 肱鉄砲 青空文庫