秋作
あきさく
名詞
標準
autumn crops
文例 · 用例
近所の女だの、年上の従姉妹だのに、母が絵解をするのを何時か聞きかじつて、草双紙の中にある人物の来歴が分つたものだから、鳥山秋作照忠、大伴の若菜姫なんといふのが殊の外|贔屓なんです。
— 泉鏡花 『いろ扱ひ』 青空文庫
処が秋作、豊後之助の贔屓なのは分つて居るが、若菜姫が宜くツてならない、甚だ怪しからん、是は悪党の方だから、と思つて居たんです。
— 泉鏡花 『いろ扱ひ』 青空文庫
秋作はことごとく吉、ただし春の詰まりに秋|吉けれども、物も作らぬ者いよいよ明けし春までも貧なり。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
「夏作があんなだに、秋作がこれじゃ困ったもんだ」「不作つづきだからやりきれないよ全く」「そうだ」 ぼそぼそとしたひとりごとのような声だったけれども、それは明らかに彼の注意を引くように目論まれているのだと彼は知った。
— 有島武郎 『親子』 青空文庫
そうして、五つ(午後八時)の時計の鳴る頃まで、青柳春之助や鳥山秋作の話をしたのですが、それが病み付きになってしまって、それからはお仙が毎日「しらぬひ譚」のお話をする役目をうけたまわることになりました。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
ともかく鳥山犬千代――秋作――は、家橘生れてはじめての大役であつた。
— 折口信夫 『市村羽左衛門論』 青空文庫
幕内の人々は、家橘の秋作と聞いて、会心の笑みを洩したことが察せられる。
— 折口信夫 『市村羽左衛門論』 青空文庫
稗や黍の秋作も蒔かねばならぬ。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
作例 · 標準
学習を通じて知識の幅が広がる。
研究論文は学問の進展を示す。
教育的な価値観が人生を左右する。
学問的な探求は終わることのない旅だ。