優良品
ゆうりょうひん
名詞
標準
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文例 · 用例
黄金の重さに等しい値段だといふ伽羅の木が、南部安南に産し、そこの土地の伽羅が、最優良品と聞いて、富岡は、ゆき子を知つた頃、小指の先ほどの伽羅の木片を彼女のベッドの枕の下に入れてやつた思ひ出がある。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
大別して袋真珠と筋肉真珠にわけ、前者の方が優良品である。
— その六 血を見る真珠 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
「黄唇」はおおむね貝質が薄く、貝に艶がないので下級品として扱われるが、「黄金唇」と「黒唇」の優良品は一噸千ドルを下廻らぬ高価な商品として、真珠貝採集者に、四十年の間、測り知れぬ富を与えたものだった。
— 久生十蘭 『三界万霊塔』 青空文庫
で、何とか一工夫して中村屋の新たに製造して売り出す日本菓子は、特に材料を精選した優良品であるということを、お得意に知ってもらわなくてはならぬと思い、そこで思いついたのが歳末の賃餅であった。
— ――所信と体験―― 『一商人として』 青空文庫
肉は最上級の鶏肉を用いるのであるし、最上のバターと十数種の香料を加え、米もまた優良品を選んですべて充分の選択の上に調えられる最上の美味である。
— ――所信と体験―― 『一商人として』 青空文庫
上等の地どりなら色が赤くてもっと締って、味もはるかに優っている筈です』 そこで私は鳥屋を呼んで、『最優良品という条件で、値も高く買っているのに、鶏舎飼いを納めるとは怪しからんではないか』 と詰問した。
— ――所信と体験―― 『一商人として』 青空文庫
すなわち従来の日本製品にわずかの経費を増して優良品を製造して売り出したら、売れ行きは従来の約十倍以上に及んでいる。
— 相馬愛蔵 『私の小売商道』 青空文庫
私ははなはだ僣越ながら自家の製品を日本一というモットーを掲げているが、日本一たらんとするには、すべからく世界一の優良品と競走せねばならぬ。
— 相馬愛蔵 『私の小売商道』 青空文庫
作例 · 標準
この店は、厳選された優良品のみを取り扱っている。
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優良品である証として、特別なマークが付いている。
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デパートでは、優良品を求める客で賑わっていた。
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