説文解字
せつもんかいじ
名詞
標準
Shuowen Jiezi (first comprehensive dictionary of Chinese characters; 121 CE)
文例 · 用例
「曰は、口に従う、乙の声、口気の出ずるに象る」と許慎(中国後漢の学者)の『説文解字』が説く通りである。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
習うは邦語「ならう」と読んで、「ならう」は真似をすることであるが、「習は数飛也」と『説文解字』に見えているのが本義である。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
陸徳明(中国唐の儒学者)は音をサンと読んだが、曽子の名の音は唐の時から是と確定出来なかったのだから、今は『説文解字』が音をシンと読んだのに従って置くのを可とする。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
首は人の首で、人の首の向かうところを表わして行字の中に首字を置いたを『説文解字』では、乍ち行き乍ち止まるなりと解釈しているが、それはを乍ち行き乍ち止まると解釈しなくてもよい。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
貫は元来『説文解字』に「銭貝の」が本字で、物を穿った形に象り、「貫」はその貫かれる物、即ち貝を添えた後出の字である。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
今の流通本は皆、「一以貫之」とあるが、皇侃の解説書では、「一以貫之|哉」と哉の一字が多い、哉は「言の間也」と『説文解字』にある。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
唯は『説文解字』に「諾也」とあるが、諾は邦語に遷すと、「うん」と云うような気味で、唯は「はい」と云うように少し差がある。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
と朱子は言うが、これらは皆『六書』の字義では明らかで無い也」と斥けて、「説文解字にく、一とは何ぞ、これ初めであり大始である、道は一に立つ、ゆえに一達を道と云うとある。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
作例 · 標準
「説文解字」は後漢時代に編纂された、漢字の成り立ちを知るための最古の字典です。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
漢字の部首という概念は、この「説文解字」によって初めて確立された。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
大学の書道科の講義で、説文解字の記述をもとに篆書体の形を研究している。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
ウィキペディア
『説文解字』 は、最古の漢字字典。略して説文 ともいう。後漢の許慎(きょしん)の作で、約九千の文字に対して、その一つ一つに文字の成り立ちを説き、文字の本来の意味を究明し、「部首法」という原則で文字をグループごとに分類した。
出典: 説文解字 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0