火を噴く
ひをふく
表現動詞-五段-カ行
標準
to burst into flames
文例 · 用例
その鬱積がいまここに火を噴くのだ。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
潮鳴を、わたしは、草木と火を噴く山の地動を聴いた。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
是れ白根の山、一たび轟烈爆然火を噴くに當りてや、泥土熱し逸散する所、所在に此慘を現ずるなり。
— 長塚節 『草津行』 青空文庫
現実の生活ではふたたび開かれることのなくなった彼の口が、魯仲連の舌端を借りてはじめて烈々と火を噴くのである。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
同志よ俺たちへの土産はマクニドゴルスク第二溶鉱炉の火のやうな労働者の意志がどんなに燃えてゐるか敵に対する憤りの激しさを火を噴くうなりのはげしさをはつきりときいてきてくれ。
— ―3― 『小熊秀雄全集』 青空文庫
それを頭の上に差し上げて、「……コレ外道サレッ……」 と大喝しながら投げ出したと思ったが、その時遅く彼の時早く、シューシューと火を噴く黒い爆弾がおやじの手から三尺ばかりも離れたと見るうちに、眼も眩むような黄色い閃光がサッと流れた。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
火を噴くかと思われた恋敵同士の会見が、意外にも穏かに進行していったので、一座は思わずホッと安心の吐息をした。
— 海野十三 『雷』 青空文庫
夜が明けて三時間ほどして風は止んだが、濃みどりの海は、震える山々が火を噴く時に酔ったもののように揺れ止まぬ雪ふかい連山に似て、揺れやまなかった。
— フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 『剣のうた』 青空文庫
作例 · 標準
エンジンがオーバーヒートし、突然火を噴いた。
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暖炉の薪に油を注ぐと、勢いよく火を噴いた。
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事故車両は衝突の衝撃で火を噴き、あっという間に燃え上がった。
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標準
to fire (of a gun)
作例 · 標準
警官は犯人に向かって警告のため、空に火を噴いた。
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戦闘が始まり、一斉に銃が火を噴いた。
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彼の銃が火を噴いた瞬間、鳥が一斉に飛び立った。
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標準
to fan a fire with one's breath
作例 · 標準
キャンプファイヤーの火が弱くなったので、彼は息を吹きかけて火を噴いた。
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昔の人は、かまどの火を噴いてご飯を炊いていた。
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炭火が消えそうだったので、団扇で扇ぎながら時々口で火を噴いた。
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標準
to breathe fire
作例 · 標準
まるで怒った龍のように、その怪獣は口から火を噴いた。
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伝説の生き物フェニックスは、死ぬと炎になって再び火を噴きながら蘇る。
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あの巨大ロボットは、敵を一掃するために口から火を噴いた。
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