感情に走る
かんじょうにはしる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞表現
標準
to act on one's emotions
文例 · 用例
――「斯んなに騒いでゐる俺達の誰ひとりもが、彼女の脚にさへも触れることなしに……」「慨嘆も好いが、きはどい感情に走るな――左う聞いたゞけで俺の胸から腹へかけて、突如、稲妻のやうな冷いものが猛烈な勢ひで駆け抜けたわい!
— 牧野信一 『まぼろし』 青空文庫
情熱を傾けることと、興奮することとは別であることを知り、人との接触に於ても猥りに感情に走るやうな言動を慎み、すべての浪費を蓄積に代へることであります。
— ――力としての文化 第三話 『戦争と文化』 青空文庫
女つていふもんは、なんともはや……すぐ感情に走るから始末にわるい。
— ――または 海女の女王はかうして選ばれた―― 『道遠からん 四幕』 青空文庫
だまったり」 八 せつ子は事の判断に於ては、感情に走ることはなかった。
— 坂口安吾 『街はふるさと』 青空文庫
これは一つは議論に加わって、感情に走るのを好まなかったためでもあろうが、主として自分の発見に全力を集めるためであった。
— 電気学の泰斗 『ファラデーの伝』 青空文庫
作例 · 標準
彼はいつも大事な局面で感情に走ってしまい、後で後悔するんだ。
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突然のニュースに、観客たちは一斉に感情に走って、拍手喝采を送った。
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あの頃の私は、まだ自分の感情に走る制御ができなくて、いろいろと失敗したな。
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物語の主人公は、復讐心から感情に走った行動をとってしまう。
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