様仰
ようあおぐ
名詞
標準
文例 · 用例
」「左様仰あって頂き得て、何よりにござる。
— 幸田露伴 『雪たたき』 青空文庫
一、(前略)城より落つるもの三四人御座候処に、命を御助けなされ、其上金銀を下され、剰へその在所の内にて当年は作り取に仕り(後略)一、天下様仰出でられ候は(中略)、切利支丹の儀は、当歳子によらず御果しなされ候に相定め申し候。
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
』『校長先生、左様仰つて下すつては、使に来た私共が困ります。
— 島崎藤村 『破戒』 青空文庫
』『では、是非御目に懸りたいことが有まして、斯ういふものが伺ひましたと、何卒左様仰つて下さい。
— 島崎藤村 『破戒』 青空文庫
』『左様仰れば、まあ、そんなものですけれど。
— 島崎藤村 『破戒』 青空文庫
』『まあ、左様仰れば其迄ですが――でも、何とか、そこのところは御相談の為やうが有さうなもの。
— 島崎藤村 『破戒』 青空文庫
加之に、子供は多勢で、与太(頑愚)なものばかり揃つて居て――』『まあ、左様仰らないで、私に任せなされ――悪いやうには為ねえからせえて。
— 島崎藤村 『破戒』 青空文庫
病院の規則としては御断りするんだけれど、まあ他の方でないからツて、院長さんも左様仰るんですよ。
— 島崎藤村 『死の床』 青空文庫