叱り飛ばす
しかりとばす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to rebuke strongly
文例 · 用例
それから、また学校では、受持の沢田先生が、綴方のお時間にあの雑誌を教室に持って来て、私の「春日町」の全文を、黒板に書き写し、ひどく興奮なされて、一時間、叱り飛ばすような声で私を、ほめて下さいました。
— 太宰治 『千代女』 青空文庫
随分叱り飛ばすこともある。
— 伊藤左千夫 『正岡子規君』 青空文庫
」と、こんどは露骨に叱り飛ばすようなきびしい口調で言ったが、かえってその言葉のほうに、うれしい愛情が感ぜられた。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
」若少しで彼は道子を叱り飛ばすところだつた。
— 牧野信一 『爪』 青空文庫
これは自分の子供が他人と交渉を開いた時に、理非曲直を問わず子供を叱り飛ばす今の親たちの取る手段と同じである。
— 菊池寛 『三浦右衛門の最後』 青空文庫
我儘なかわりに継母でも誰でも関わず叱り飛ばすという気性だ。
— 島崎藤村 『船』 青空文庫
お前のお父さんがわたしを疑るとか、叱り飛ばすとか、そうした一寸したはずみがあったら、わたしも家出をする勇気が出たでしょうけれど、お前のお父さんは只の一度もそんなことをなさらぬばかりでなく、お父さんのお心には一点の暗影もなかったのです…… ジャンはふと読み方を止めた。
— モーリス・ルヴェル Maurice Level 『父』 青空文庫
……お前のお父さんがわたしを疑るとか、叱り飛ばすとか、そうした一寸したはずみがあったら、わたしも家出をする勇気が出たでしょうけれど、お前のお父さんは只の一度もそんなことをなさらぬばかりでなく、お父さんのお心には一点の暗影もなかったのです…… そのとき、食堂の方で再た父親の話し声がした。
— モーリス・ルヴェル Maurice Level 『父』 青空文庫
作例 · 標準
監督はミスをした選手をベンチの前で厳しく叱り飛ばした。
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怠けている職人を、親方が一喝して叱り飛ばした。
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弱音を吐く弟を、兄は情けないと一言で叱り飛ばした。
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