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大審院

だいしんいん異読 たいしんいん
名詞
1
標準
Supreme Court (until 1947)
文例 · 用例
相続後の家政は大概、書記や執事や代言人に任せてあって、彼自身は大審院の役をつとめるだけであった。
寺田寅彦 レーリー卿(Lord Rayleigh) 青空文庫
大審院の控所はなかなかの混雑である。
平出修 畜生道 青空文庫
そのころ猪野の詐欺横領事件は、大審院まで持ち込まれ、審理中であるらしく、猪野はいつも憂鬱そうに、奥の八畳に閉じ籠もり、酒ばかり呑んでいた。
徳田秋声 縮図 青空文庫
十一 十月の末、控訴院から大審院まで持って行った猪野の詐欺、横領に関する事件がいよいよ第二審通り決定した旨の電報が入り、渡弁護士の斡旋によって、弁護士の権威五人もの弁論を煩わしたこの係争も、猪野の犯した悪事の割には、事実刑も軽くて済むのにかかわらず、寿々廼家夫婦は今更のように力を落とした。
徳田秋声 縮図 青空文庫
そこで自然と古来の史書雑籍を読んで、それに読まれてしまつた人で無い者の間には、不服を称ふる者も出て来て、現に明治年間には大審院、控訴院、宮内省等に対して申理を求めんとした人さへあつたほどである。
幸田露伴 平将門 青空文庫
而してこの日大審院長は本件の豫審終了を認め、特別刑事部の公判に附する決定を與へ、其決定書と共に檢事總長より本件犯罪摘要(十日東京朝日新聞所載記事中「大陰謀の動機の一項則ちそれなり)を各新聞社に對し發表し、各新聞社は號外を發行したり。
石川啄木 日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象 青空文庫
目下大審院に於て審問中なる幸徳傳次郎外二十三名に對する陰謀事件に就き、裁判所の構成及其訴訟手續等に關し、世上往々誤解を懷き、裁判所が特に本件に限り、臨時便宜の裁判を爲す者なるが如く思惟する者あるを以て、左に、本件の訴訟手續は固より法令に準據し、毫も批議すべき點なき所由の大要を説明すべし。
石川啄木 日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象 青空文庫
故に裁判所構成法第五十條第二號、及刑事訴訟法第七編に依り、大審院が特別に第一審にして終審として裁判權を有する事項に屬し、他の普通犯罪に付き裁判の審級を認めたるものと全く其規定を異にせり。
石川啄木 日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象 青空文庫
作例 · 標準
日本の旧憲法下では、司法の最高機関として大審院が置かれていた。
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大審院の判決は、当時の社会に大きな影響を与えたとされている。
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歴史の教科書で、大審院が現在の最高裁判所に当たる機関だと学んだ。
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ウィキペディア

大審院 は、1875年(明治8年)から1947年(昭和22年)にかけて日本において設置されていた司法裁判所の中における最上級審の裁判所である。帝国憲法下では、第57条に基づく司法権を行使した。明治8年太政官布告59号により設置され、1890年(明治23年)の裁判所構成法において最上級審の裁判所と規定された。1947年(昭和22年)の裁判所法の施行に伴って廃止され、その権能は最高裁判所が引き継いだ。

出典: 大審院 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0