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田下駄

たげた
名詞
1
標準
geta for working in rice fields
文例 · 用例
太宰は瞬間まったくの小児のような泣きべそを掻いたが、すぐ、どす黒い唇を引きしめて、傲然と頭をもたげた
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
お爺さんの胸中に眠らされてゐた何物かが、この時はじめて頭をもたげたやうにも見えるが、しかし、それは何であるか、筆者(太宰)にもわからない。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
ところが次の朝になって、やっと太陽が登った頃、寄宿舎の生徒が三人、げたげた笑って小屋へ来た。
宮沢賢治 フランドン農学校の豚 青空文庫
」小菅はそつと頭をもたげた
太宰治 道化の華 青空文庫
春の末の夕暮れに一人の男が大儀そうに敷居をまたげた
国木田独歩 窮死 青空文庫
さわやかにもたげた頭からは黄金の髪が肩まで垂れて左の手を帯刀のつかに置いて屹としたすがたで町を見下しています。
有島武郎 燕と王子 青空文庫
私はその兄弟に輕く夜着を被せて、登三の帶から下をはたげた寢衣を直してやつて、そこに胡坐をかいて、ぼんやり坐つてゐた。
有島武郎 小さき影 青空文庫
はや悪い癖が頭をもたげたのだ。
織田作之助 夜光虫 青空文庫
作例 · 標準
昔の農夫は、田んぼで作業する際に、足元を汚さないように田下駄を履いていた。
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ウィキペディア

田下駄(たげた)とは、水田で作業するときに、足が沈み込まないようにした道具。履物の下駄の起源になっているとする説があるが、田下駄は農機具であり、履物とは区別すべきとされる。

出典: 田下駄 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0