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尾長鶏

おながどり異読 オナガドリ
名詞
1
標準
long-tailed cock
文例 · 用例
S軒のB教授の部屋の入り口の内側の柱に土佐特産の尾長鶏の着色写真をあしらった柱暦のようなものが掛けてあった。
寺田寅彦 B教授の死 青空文庫
それも宮の下あたりで買ったものらしかったが、教授のなくなった日、室のボーイが自分にこの尾長鶏を指さしながら「このお客さんは、いつも、世の中にこのくらい悲惨なものはないと言っていましたよ」と意味ありげに繰り返して話していた。
寺田寅彦 B教授の死 青空文庫
しかしなぜ尾長鶏がそんなに悲惨なものとB教授に思われたか、これが今日までもどうしても解けない不思議ななぞとして自分の胸にしまい込まれている。
寺田寅彦 B教授の死 青空文庫
俊基は、沓も履かず、束帯の裾を尾長鶏の尾のように曳きながら、大膳寮の横を、中務省の方へと、逃げまろんで行った。
みなかみ帖 私本太平記 青空文庫
烏は唐の金鶏鳥、四国土佐のおながどり、あるはまためじろ、ほおじろ、うぐいすならば鳴き音が千両、つるに、ひばりに、恋慕鳥、別して大奥のお女中がたは、この恋慕鳥が大の好物でござりやす。
毒を抱く女 右門捕物帖 青空文庫
作例 · 標準
例句