ごみごみ
ごみごみ
副詞副詞-と動詞-サ変
標準
squalid
文例 · 用例
心がにぎやかでいっぱいに充実している人には、せせこましくごみごみとした人いきれの銀座を歩くほどばからしくも不愉快なことはなく、広大な山川の風景を前に腹いっぱいの深呼吸をして自由に手足を伸ばしたくなるのがあたりまえである。
— 寺田寅彦 『銀座アルプス』 青空文庫
が、蔵前の煙突も、十二階も、睫毛に一眸の北の方、目の下、一雪崩に崕になって、崕下の、ごみごみした屋根を隔てて、日南の煎餅屋の小さな店が、油障子も覗かれる。
— 泉鏡花 『売色鴨南蛮』 青空文庫
畑の裾は、町裏の、ごみごみした町家、農家が入乱れて、樹立がくれに、小流を包んで、ずっと遠く続いたのは、山中|道で、そこは雲の加減で、陽が薄赤く颯と射す。
— 泉鏡花 『みさごの鮨』 青空文庫
そしてちょっと考えて、神楽坂の方へとぼとぼ……、その坂下のごみごみした小路のなかに学生相手の小質屋があり、今はそこを唯一のたのみとしているわけだが、しかし質種はない。
— 織田作之助 『天衣無縫』 青空文庫
第二章 大正 1 そこは貧乏たらしくごみごみとして、しかも不思議にうつりかわりの尠ない、古手拭のように無気力な町であった。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
弐、大正 そこは貧乏たらしくごみごみとして、しかも不思議にうつりかわりの尠い、古手拭のように無気力な町であった。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
八丁堀のごみごみしているところとは違って、この広っぱならしずかだぜ」「ちえッ。
— 笛の秘密 『右門捕物帖』 青空文庫
鼠屋横丁なんてごみごみしたところへ飛び入りに、そんな大きな町道場なんぞ構えたって、そうたやすく弟子のつく筈あねえんですからね。
— 江戸に帰った退屈男 『旗本退屈男 第九話』 青空文庫
作例 · 標準
この辺りは古い長屋がごみごみと建ち並んでいて、道が狭い。
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休日の竹下通りは人がごみごみしていて、歩くだけで疲れるよ。
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「部屋の中がごみごみしてきたから、そろそろ断捨離をしようかな。」
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