素裸足
すはだし
名詞名詞-の形容詞
標準
barefoot
文例 · 用例
それは素裸足に大黒傘を下げた、まだ年の若い女だつた。
— 芥川龍之介 『お富の貞操』 青空文庫
そして、沓よりは丈夫らしい素裸足で、ぬっと、大地から生えているというかたちである。
— 吉川英治 『親鸞』 青空文庫
その中を、首魁の浄憲法師が、素裸足のまま、院の内から縄がらめになって突き出されてきた。
— 吉川英治 『親鸞』 青空文庫
父のいいつけで、初めて上がった頃は、私はまだ洟たれの童、兄の定綱さえ、まだ小冠者でござりました」 露を踏みながら、盛綱は、自分の素裸足な足を見た。
— 吉川英治 『源頼朝』 青空文庫
無礼な視線を二人に浴びせかけて、群がっている雑多な人々は、ちょっと意味の酌めない方言で、口から口へ、何かガヤガヤと云い合っていたが、そのうちに河童のような頭をした素裸足の少年が、『馬鹿野郎ッ』 と、罵って手に握っていた土を、三平の顔へ投げつけて、大人の後へ隠れた。
— 吉川英治 『新編忠臣蔵』 青空文庫
すはだしで、その染殿の東の門より走り出で、北ざまに走つて、一條より西へ、西の洞院、それから南へ、洞院下に走つた。
— 泉鏡太郎 『春着』 青空文庫
女たちで、すはだしのまま、つかれ青ざめてよろよろと歩いていくのがどっさりいました。
— 鈴木三重吉 『大震火災記』 青空文庫
もも立ち取って、すはだしの黒頭巾、しかも侮りがたい構えなのです。
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
作例 · 標準
夏休み、田舎の祖父母の家で素裸足になって裏山を駆け回ったのは良い思い出だ。
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砂浜を素裸足で歩くと、足裏から伝わる砂の熱さが心地よく、波の音もより鮮明に聞こえる。
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「あら、素裸足で外に出たら足が汚れちゃうわよ」と母が心配してサンダルを持ってきてくれた。
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