借りパチ
かりパチ異読 かりぱち・カリパチ
名詞動詞-サ変多音語
標準
borrowing something without returning it
文例 · 用例
眼ばかりパチパチさせて、心は眠ってるのもあった。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
真言宗の坊主の印を結ぶのを極めて疾くするようなので、晩成先生は呆気に取られて眼ばかりパチクリさせていた。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
「学校の先生なんテ、私は大嫌いサ、ぐずぐずして眼ばかりパチつかしているところは蚊を捕え損なった疣蛙みたようだ」とは曾て自分を罵しった言葉。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
真言宗の坊主の印を結ぶのを極めて疾くするやうなので、晩成先生は呆気に取られて眼ばかりパチクリさせて居た。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
今でも猶だ其根性が失せないから大きな詐偽や賭博の欺瞞をやつて実業家だと仰しやいますヮ……」と滔々と縁日の口上口調で饒舌り立てる大気焔に政治家君も文学者君も呆気に取られて眼ばかりパチクリさせてゐた。
— 内田魯庵 『貧書生』 青空文庫
文学者を以て大のンきなり大気楽なり大阿呆なりといふ事の当否は兎も角も眼ばかりパチクリさして心は藻脱の売となれる木乃伊文学者は豈に是れ人間の精粋にあらずや。
— 三文字屋金平 『為文学者経』 青空文庫
二、三人昇って見るとさすがに、刀だけは持っていたが、ぼんやりした顔をして、目ばかりパチパチさしていた。
— 菊池寛 『大力物語』 青空文庫
わたしは写真道楽で――といっても、下手の横好きのお仲間なのですが、ともかく道楽となると、東京市内や近郊でばかりパチリパチリやっているのではどうしても満足が出来ないので、忙しい仕事の暇をぬすんで各地方を随分めぐり歩きました。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
作例 · 標準
彼、またあの漫画を借りパチしたらしいよ。もう貸さない方がいいんじゃない?
幻辭AI · gemini-2.5-flash
オフィスにある共有のペン、誰かが借りパチしてそのままになってるな。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
「あれ、このゲームソフト返したはずなのに...まさか借りパチされた?」
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女は人のものを借りパチする癖があるから、あまり高価なものは貸さない方がいい。
幻辭AI · gemini-2.5-flash