才気縦横
さいきじゅうおう
名詞名詞-の形容詞
標準
great wisdom
文例 · 用例
「いや、あなたは才気縦横というところがおありになりますね。
— 菊池寛 『第二の接吻』 青空文庫
才気縦横の郷介は間もなく治部の寵臣となったが武道は精妙、弁舌は爽か、それに浮田家の内情は裏の裏まで知っていて、治部が尋ねれば声に応じて、城の要害、武具兵糧、兵の強弱、謀将の可否、どんな事でも物語るので、治部は遺憾なく相格を崩し、郷介を寵愛するのであった。
— 国枝史郎 『郷介法師』 青空文庫
林不忘氏の作とは又別趣の味があり、現代物ばかりで無く、こういう時代物にも才気縦横であることが証拠立てられ、氏のために祝福した次第であります。
— 国枝史郎 『印象に残った新作家』 青空文庫
才気縦横、多技多能……、四|通八|達とでも言いましょうか、江戸始まって以来の奇才と評判される多忙|多端の源内先生が、明和七年正月十六日の朝ぼらけ、ところもあろうに五重塔の天辺で悠々閑々と筒眼鏡で景色などを眺めてござるなどはちと受取れぬ話。
— 萩寺の女 『平賀源内捕物帳』 青空文庫
才気縦横で愛嬌があるものですから、ああいったふうの婦人連と、ね、おわかりでしょう、色事の一つもしようという男なんです。
— ЗАПИСКИ ИЗ ПОДПОЛЬЯ 『地下生活者の手記』 青空文庫
経験に富み、老巧にして円滑、才気縦横、大胆不敵といった人材でなければならない。
— 山本周五郎 『半之助祝言』 青空文庫
こう云うと如何にも円満な、そして才気縦横の人物に思えるが、実はそうでなく、強情で圭角が多く、おまけに健忘家だというのだから不思議である。
— 山本周五郎 『蕗問答』 青空文庫
作例 · 標準
その作家の文章は、才気縦横で読者を惹きつける。
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彼のユニークな発想は、会議で才気縦横な議論を巻き起こした。
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「いや〜、君の才気縦横なアイデアにはいつも驚かされるよ!どうやってそんなこと思いつくの?」
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