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出格

しゅっかく
名詞
1
標準
elative
文例 · 用例
その後某は御先代妙解院殿よりも出格の御引立を蒙り、寛永九年|御国替の砌には、三斎公の御居城|八代に相詰め候事と相成り、あまつさえ殿御上京の御供にさえ召具せられ候。
森鴎外 興津弥五右衛門の遺書 青空文庫
某つらつら先考御当家に奉仕候てより以来の事を思うに、父兄ことごとく出格の御引立を蒙りしは言うも更なり、某一身に取りては、長崎において相役横田清兵衛を討ち果たし候時、松向寺殿一命を御救助下され、この再造の大恩ある主君御卒去遊ばされ候に、某いかでか存命いたさるべきと決心いたし候。
森鴎外 興津弥五右衛門の遺書 青空文庫
さりながら一旦切腹と思定め候|某、竊に時節を相待ちおり候ところ、御隠居松向寺殿は申に及ばず、その頃の御当主妙解院殿よりも出格の御引立を蒙り、寛永九年御|国替の砌には、松向寺殿の御居城|八代に相詰め候事と相成り、あまつさえ殿御上京の御供にさえ召具せられ、繁務に逐われ、空しく月日を相送り候。
森鴎外 興津弥五右衛門の遺書(初稿) 青空文庫
数馬は御先代が出格のお取立てをなされたものじゃ。
森鴎外 阿部一族 青空文庫
店の上のかたは出格子の窓。
岡本綺堂 正雪の二代目 青空文庫
それで、私もこれは好いと思い、早速行って見ますと、なるほど、これは格好、往来に向いて出格子の窓などがあり、茶屋町の裏町になった横丁だが四方も物静かで、父の申す如く彫刻家が住むにはいかにも誂え向きという家ですから、早速話を決めました。
総領の娘を亡くした頃のはなし 幕末維新懐古談 青空文庫
出格の御詮議を以て、一同士分のお取扱いを仰せ付けられる。
森鴎外 堺事件 青空文庫
何もかも昔のつくりで、二階はいかめしい出格子になり、軒さきに突きでた木彫りの蒼龍にも、まだ古さびた色が何處やらに、ぼんやりと殘つてゐた。
堀辰雄 ふるさとびと 青空文庫
作例 · 標準
この言語の出格は、場所や状態からの「離脱」を表現する際に用いられる。
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文法書を読み込み、格変化の中でも特に出格の用法を整理した。
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接辞を付けることで名詞を出格に変えるルールは、この語族に共通している。
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ウィキペディア

出格 とは、「...の中から」を表す格である。ウラル語族のハンガリー語、フィンランド語などにあり、処格(場所格)の1つに数えられる。

出典: 出格 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0