本生
ほんしょう
名詞
標準
文例 · 用例
才之助は驚愕して、着物を抱き上げたら、その下の土に、水々しい菊の苗が一本生えてゐた。
— 太宰治 『清貧譚』 青空文庫
あすこの割合上のあたりに松が一本生えてませう。
— 宮沢賢治 『台川』 青空文庫
あすこの割合上のあたりに松が一本生えてましょう。
— 宮沢賢治 『台川』 青空文庫
ここの仏をいい換えれば、本当にこの自分を形作り、この世に出した宇宙の根本生命の当体だというのであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
従容として根本生命に復帰します。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
斜面には雑木一本生えてない。
— 平出修 『計画』 青空文庫
斜面には雜木一本生えてない。
— 平出修 『計畫』 青空文庫
しからずして、ただその品位を保ち、その本生を全うせしめんとするは譬えば車なくして陸を行き、舟なくして水を渡らんとするが如く、永くその目的を達する能わざるなり。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫