幻辞.com

妻妾

さいしょう
名詞
1
標準
one's wife and mistress(es)
文例 · 用例
高師直に取っては臣下の妻妾は皆自己の妻妾であったから、師直の家来達は、御主人も好いけれど女房の召上げは困ると云ったというが、武田信玄になると自分はそんな不法行為をしなかったけれども「命令雑婚」を行わせたらしく想われる。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
将門の妻は如何なる人の女であつたか知らぬが、千葉系図や相馬系図を見れば、将門の子は良兌、将国、景遠、千世丸等があり、又十二人の実子があつたなどと云ふ事も見えるから、桔梗の前の物語こそは、薬品の桔梗の上品が相馬から出たに本づく戯曲家の作意ではあらうが、妻妾共に存したことは言ふまでも無い。
幸田露伴 平将門 青空文庫
妻妾二字、形相近いから何共|紛らはしいが、妻子同共討取の六字があるので、妻子は殺されたものと読んで居る人もある。
幸田露伴 平将門 青空文庫
家内にせんには、ちと、ま心たらわず、愛人とせんには縹緻わるく、妻妾となさんとすれば、もの腰粗雑にして鴉声なり。
太宰治 虚構の春 青空文庫
匈奴の風習によれば、父が死ぬと、長子たる者が、亡父の妻妾のすべてをそのまま引きついで己が妻妾とするのだが、さすがに生母だけはこの中にはいらない。
中島敦 李陵 青空文庫
秀次の妻妾を殺したことは、秀吉の晩年の過失である。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
左大臣は何人かの妻妾から生まれた子供を幾人も持っていた。
桐壺 源氏物語 青空文庫
そんな田舎武士の心にも、好色的な風流気があって、美人を多く妻妾として集めたい望みを持っているのである。
玉鬘 源氏物語 青空文庫
作例 · 標準
昔の貴族の家では、妻妾同居が珍しくなかったらしいよ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
その物語では、主人公の複雑な妻妾関係が描かれている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は多くの妻妾を抱え、豪華な生活を送っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash