団子鼻
だんごばな異読 だんごっぱな
名詞
標準
snub nose
文例 · 用例
危機一髪、団子鼻に墮そうとするのを鼻のわきの深い皺がそれを助けた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
先ず和製では、野生的の勇気を表わす「獅子鼻」を筆頭に、意地の悪い感じを与える「鷲鼻」、お人好しと見られる「団子鼻」、無智を示す「蓮切鼻」、無能を示す「トンネル鼻」、慌て者を表白するという「二連銃」、むずかし屋を表明する「碇鼻」(「怒り鼻」?
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
投げ出していた足を折りまげて尻を浮かして、両手をひっかく形にして、黙ったままでかかって来たから、僕はすきをねらってもう一度八っちゃんの団子鼻の所をひっかいてやった。
— 有島武郎 『碁石を呑んだ八っちゃん』 青空文庫
☆私はその男と談話している時、相手があんまり無感覚なので、どうやら心のうちで揉み手をしながら、相手の団子鼻など眺めている。
— 原民喜 『曲者』 青空文庫
顔の道具立は、さて何と言いますか、さしずめ鼻は団子鼻というのではない。
— 上村松園 『三味線の胴』 青空文庫
入り代りに来た、頬の赤い、団子鼻の下女の寝床に、深夜私は蟹のやうに這つて忍び込んだが、他に男があるからと言つて、言ひ寄つた私に見事|肘鉄砲を喰はした。
— 嘉村礒多 『途上』 青空文庫
そのくせ、彼女の鼻はいくらか団子鼻ではあるが、さほど醜いものではない。
— 豊島与志雄 『失策記』 青空文庫
教育もなければ礼儀も知らず、身体はといったら僕よりも大きいほどの大女、赤ら顔で縮れっ毛で団子鼻のどんぐり眼と来ていますから何ぼ何でも東京へ連れて来て僕のワイフですと人中へ出せません。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
作例 · 標準
彼の団子鼻は、幼い頃からずっと変わらないチャームポイントだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
漫画の登場人物は、親しみやすい団子鼻で描かれることが多い。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女は自分の団子鼻を気にしているが、私はそれが個性的で素敵だと思う。
幻辭AI · gemini-2.5-flash