小網
しょうもう
名詞
標準
lesser omentum
文例 · 用例
このように夏|稼ぎの水泳場はたびたび川筋を変えたが、住居は今年の夏前までずっと日本橋区の小網町に在った。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
また遥か後になつて小網町に鴻の巣が出来「メエゾン、コオノス」と称して異国がつた。
— 木下杢太郎 『パンの会の回想』 青空文庫
それは地震のあった月の二十九日で、本郷追分から出火して、谷中まで焼き、一方は小石川の水戸邸から出火して、上野湯島天神、聖堂筋違橋、向柳原、浅草茅町、南は神田から伝馬町、小舟町掘留、小網町、それから本所へ飛火して、回向院の辺、深川。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
(原化記) 霊鏡 唐の貞元年中、漁師十余人が数|艘の船に小網を載せて漁に出た。
— 白猿伝・其他 『中国怪奇小説集』 青空文庫
わたしは二三ヶ月前から三崎の一隅に部屋を借りてゐて、金沢や横須賀から折々通つてゐたがいつも一気に貸自動車で衣笠街道から小網代を通つてゐるので、未だ浦賀街道から三崎へ向つたことがなかつた。
— 牧野信一 『或るハイカーの記』 青空文庫
加古河をすぎて横雲峯にたなびきて、光まばゆきこの夕、波しづかなる加古河の澪に小網ひく蜑が子よ。
— 薄田泣菫 『泣菫詩抄』 青空文庫
小網にかかれる白鮠のわれもかひなく驚きて、唯恐れある物狂、ここに道なし、快樂なし。
— 薄田泣菫 『泣菫詩抄』 青空文庫
「日本橋小網町|貝杓子店すえ」というのが一体。
— 開運女人地蔵 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
手術中に小網を切開する際は、細心の注意が必要だ。
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解剖学の教科書で、小網の位置と役割について詳しく学んだ。
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この病気は、肝臓と胃の間にある小網に影響を与えることがあります。
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