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来村

らいそん
名詞
1
標準
文例 · 用例
それ以来村の漁師が鯛をとる事を遠慮して今に至ったのだから、浦には鯛が沢山いるのです。
夏目漱石 こころ 青空文庫
西牟婁郡|朝来村は、従来由緒もっとも古き立派な社三つありしを、例の五千円の基本金に恐れてことごとく伐林し、只今路傍に息うべき樹林皆無となれり。
南方熊楠 神社合祀に関する意見 青空文庫
それ以来村長家では、ドリアンの横領は断念したらしかつたが――。
牧野信一 ダイアナの馬 青空文庫
その方村役人の身でありながら、従来村方の利益を計らず、村役人の権を笠に、賄賂を取り請託を入れ、私腹を肥やすこと著しかりしよし、よって今日天誅を加う!
国枝史郎 血煙天明陣 青空文庫
十七年来村住居の私共だって、米麦つくらぬ美的百姓は同様です。
徳冨健次郎 みみずのたはこと 青空文庫
それは、同じ東国東郡の富来村の青年で、この操揚機の有利なことを知って、自分たちの船に取りつけたものが二人ほどあった。
下村湖人 青年の思索のために 青空文庫
来村が新たに起るのはどういう場合かと申すと、前に一つの農村があって、段々とその村に人民が数多くなる。
喜田貞吉 特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ 青空文庫
そこもと達はどういう御用件で御来村なされたか」と、荘重な口調でたずねた。
タラノ音頭 ――コルシカ島の巻―― ノンシャラン道中記 青空文庫