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けたたましい

けたたましい
形容詞
1
標準
piercing
文例 · 用例
上野の動物園の森で一度に鳴き出す色々の鳥類のけたたましい声が聞こえる。
寺田寅彦 病院風景 青空文庫
私に附き添って居た者が気がついて私を診察室の方へ連れて這入ろうとした時に、廊下の突き当りの中庭を隔てた一棟の病房から、けたたましい狂女のあばれ狂う物音が聞こえ始めました。
岡本かの子 病房にたわむ花 青空文庫
熱海へ下る九十九折のピンヘッド曲路では車体の傾く度に乗合の村嬢の一団からけたたましい嬌声が爆発した。
寺田寅彦 箱根熱海バス紀行 青空文庫
明方物凄い雨風の音のなかにけたたましい鉄工所の非常汽笛が鳴り響いた。
梶井基次郎 海 断片 青空文庫
頬白は散髮屋の鋏のやうにせはしく、四十雀はけたたましいアイアムビツク。
梶井基次郎 闇への書 青空文庫
いつものように夫婦仲よく並んで泳いでいたひとつがいの雄鳥のほうが、実にはなはだ突然にけたたましい羽音を立てて水面を走り出したと思うとやがて水中に全身を没してもぐり込んだ。
寺田寅彦 あひると猿 青空文庫
明け方近くなっても時々郵便局の馬車がけたたましい鈴の音を立てて三原橋のあたりを通って行った。
寺田寅彦 銀座アルプス 青空文庫
自分などは、往来でけたたましい自動車の警笛を聞いても存外それが右だか左だかということさえわからないことがあるのに、あの小さな蚊は即座に音源の所在を精確に探知し、そうして即座に方向舵をあやつってねらいたがわずまっしぐらにそのほうへ飛来するのである。
寺田寅彦 試験管 青空文庫
作例 · 標準
深夜、けたたましいサイレンの音が響き渡り、目が覚めた。
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隣の家から、けたたましい子どもの泣き声が聞こえてくる。
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突然、けたたましい金属音がして、工場全体が静まり返った。
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けたたましい(けたたましい) — 幻辞.com