沈魚落雁
ちんぎょらくがん
名詞
標準
charms of a uniquely beautiful woman
文例 · 用例
もとの意義人の美を形容したるにはあらざるべき沈魚落雁などいふ語の、美を形容する套語となれる如く、いとをかしき誤謬なり。
— 幸田露伴 『雲のいろ/\』 青空文庫
本文に謂つて曰く、蓬髮歴齒睇鼻深目、お互に熟字でだけお知己の、沈魚落雁閉月羞花の裏を行つて、これぢや縮毛の亂杭齒、鼻ひしやげの、どんぐり目で、面疱が一面、いや、其の色の黒い事、ばかりで無い。
— 泉鏡太郎 『鑑定』 青空文庫
だから西洋の美人の形容詞には、東西共通の、沈魚落雁、閉月羞花とか、花顔柳腰明眸皓歯とかといふ美人に共通の資格の外に、「動」といふものが美人の美人たる資格の内に含まれてゐるのである。
— 堀口九萬一 『東西ほくろ考』 青空文庫
僕は原稿稼ぎに余念なく、「新婚旅行」の小説も書いたが、その中の女主人公は沈魚落雁的で気前もいい。
— 正宗白鳥 『空想としての新婚旅行』 青空文庫
」と見て来たように、「お前さんの前だが、沈魚落雁閉月羞花、へっへ、卍って野郎も考えて見りゃあ悪党|冥利の果報者――ほい、えらく油あ売りやした。
— 槍祭夏の夜話 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の美しさはまさに沈魚落雁で、誰もが振り返るほどだった。
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その舞台女優は、沈魚落雁の容姿で観客を魅了した。
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彼は沈魚落雁の女性に一目惚れしてしまった。
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