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石抱き

いしだき
名詞
1
標準
ishidaki
文例 · 用例
わが国にかぎらず、どこの国でも昔は非常に惨酷な責道具を用いたのであるが、わが徳川時代になってからは、拷問の種類は笞打、石抱き、海老責、釣し責の四種にかぎられていた。
岡本綺堂 拷問の話 青空文庫
しかも普通に行われたのは笞打と石抱きとの二種で、他の海老責と釣し責とは容易に行わないことになっていた。
岡本綺堂 拷問の話 青空文庫
世間では普通に拷問と呼んでいるが、奉行所の正しい記録によると、笞打、石抱き、海老責の三種を責問、または牢問いと云い、釣し責だけを拷問というのである。
岡本綺堂 拷問の話 青空文庫
しかもその拷問はなるべく笞打と石抱きとにとどめておく方針であるから、先ず笞打を行い、それでも屈伏しないものに対しては更に石抱きを行うのであるが、あまり続けさまに拷問を加えると落命する虞があるので、よくよく不敵の奴と認めないかぎりは、同時に二つの拷問を加えないことになっていた。
岡本綺堂 拷問の話 青空文庫
かれが常習犯の盗賊であるのと、その体格が逞しくみえたのとで、彼は一度に笞打と石抱きとの拷問を加えられたが、歯を食いしばり、口を閉じて、とうとう一言も白状しなかったので、その日はそのままで牢屋へ下げられた。
岡本綺堂 拷問の話 青空文庫
石抱きは十露盤板と称する三角形の板をならべた台のうえに罪人を坐らせて、その膝のうえに石の板を積むので、石は伊豆石にかぎられ、長さ三尺、厚さ三寸、目方は一枚十三貫である。
岡本綺堂 拷問の話 青空文庫
それも笞打と石抱きとで、石はやはり八枚であった。
岡本綺堂 拷問の話 青空文庫
今度も笞打と石抱きとであったが、石の数は一枚殖えて九枚となった。
岡本綺堂 拷問の話 青空文庫
作例 · 標準
奉行所の白州で、罪を白状させるために石抱きが行われた。
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石抱きにかけられ、ついに彼は自白してしまった。」と古文書には記されていた。
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拷問の中でも、石抱きは特に過酷なものとして恐れられた。
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彼の人生は、まるで石抱きに遭っているかのような苦難の連続だった。
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