半白
はんぱく
名詞
標準
grayish color
文例 · 用例
そこで私は立って窓枠にのせてあった草花の鉢をもって片隅に始めから黙って坐っていた半白の老寡婦の前に進み、うやうやしくそれを捧げる真似をしたら皆が喜んでブラボーを叫んだり手と拍いたりした。
— 寺田寅彦 『追憶の冬夜』 青空文庫
鏡に写った自分のすぐ隣の椅子に、半白で痩躯の老人が収まっている。
— 寺田寅彦 『試験管』 青空文庫
「まあ、お熊……お前はまあ何と言う……ダダ……誰が斯様なこと、したかいなあ……」 そのアトから人を分けて入って来た半白髪の恰幅のいい老人は、女房の肩ごしに娘の死骸を一眼見るや否や、両手をシッカリと握り合わせたまま石甃の上にドスンと尻餅を突いてしまった。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
波の反射が陽炎の様にてらてらと顔から半白の頭を嘗めるので、うるさ相に眼をかすめながら、向うの白く光った人造石の石垣に囲まれたセミオン会社の船渠を見やって居る。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
裁判長はもう半白の老人である。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
俺は誰が見ても六十に近い半白だ。
— 平出修 『畜生道』 青空文庫
」と娘が、つい傍に、蓮池に向いて、(じんべ)という膝ぎりの帷子で、眼鏡の下に内職らしい網をすいている半白の父を呼ぶと、急いで眼鏡を外して、コツンと水牛の柄を畳んで、台に乗せて、それから向直って、丁寧に辞儀をして、「ええ、浦安様は、浦安かれとの、その御守護じゃそうにござりまして。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
六 あたかもその時、役者の名の余白に描いた、福面女、瓢箪男の端をばさりと捲ると、月代茶色に、半白のちょん髷仮髪で、眉毛の下った十ばかりの男の児が、渋団扇の柄を引掴んで、ひょこりと登場。
— 泉鏡花 『陽炎座』 青空文庫
作例 · 標準
週末に、半端仕事をいくつか片付けてしまおう。
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彼は、半端仕事でも丁寧にこなすので信頼できる。
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引越しを手伝ってくれた友人に、半端仕事で恩返しをした。
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標準
grizzled hair
作例 · 標準
あの努力は半端じゃない。きっと成功するだろう。
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この問題の複雑さは半端じゃない。専門家の助けが必要だ。
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君の度胸は半端じゃないな!よくそんなことが言えたね。
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