川獺
かわうそ異読 うそ・おそ・だつ・カワウソ
名詞多音語
標準
otter (Lutra lutra)
文例 · 用例
川獺か狐か、それにしても白昼に鰊が消えて無くなるのは不思議であった。
— 田中貢太郎 『堀切橋の怪異』 青空文庫
元|逢引橋などのあった三角の水隈には、今度三角の不思議な橋が架ったが、あの辺は地震|比まで川獺の噂があって逢引橋の袂にあった瓢屋などに来る歌妓を恐れさした。
— 田中貢太郎 『築地の川獺』 青空文庫
瓢屋の婢は川獺の悪戯をする晩を知っていて、お座敷が終って歌妓達が近くもあるし、川風に吹かれて逢引橋の袂から河岸縁を帰ろうとすると、「ちょっと待ってらっしゃい」 と云って、二階へあがって逢引橋の橋むこうの袂にあった共同便所の明りに注意するのであった。
— 田中貢太郎 『築地の川獺』 青空文庫
彼女も川獺の悪戯のことを知っているので、こんな時に立ち騒いではいけないと思って、そのままそこへ蹲んだのであった。
— 田中貢太郎 『築地の川獺』 青空文庫
神南も森積もおどろいて前後から支えようとすると、石川は身をひるがえして大溝へ飛び込んで、川獺のように素ばやく西のかたへ逃げ去った。
— 岡本綺堂 『妖婆』 青空文庫
」 こっちの好きに付け込んで、狐か川獺が悪いたずらをするのかとも疑ったが、喜兵衛も武士である。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
すると、餌ものを覘う川獺の眼差がちらりと水槽の硝子の向に閃いているのだった。
— 原民喜 『曲者』 青空文庫
傍に坐つて、こまつちやくれた顔をして竹の鼓で合の手を入れてゐる病弱らしい男の児は、私がこの店の前を通る一瞬間前に美しい川獺を母親として生れた。
— 富永太郎 『断片』 青空文庫
作例 · 標準
水族館の展示プールで、川獺が器用に貝を割って食べている姿に癒やされた。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
川獺は非常に好奇心が旺盛で、ガラス越しにカメラを向けると寄ってくる。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
昔のヨーロッパでは、川獺の毛皮が防寒具として珍重されていた歴史がある。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
標準
Japanese river otter (Lutra lutra whiteleyi)
作例 · 標準
ニホンカワウソは、かつて日本の多くの河川で見ることができた身近な川獺だった。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
最後まで目撃情報のあった高知県の川で、絶滅したとされる川獺の足跡を探した。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
博物館に展示されている剥製を見ると、日本の川獺がいかに愛嬌のある姿だったかがわかる。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview