蓋を開ける
ふたをあける
表現動詞-一段
標準
to open the lid
文例 · 用例
旅僧も私と同じくその鮨を求めたのであるが、蓋を開けると、ばらばらと海苔が懸った、五目飯の下等なので。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
お前が、万一兄さんと別れたりしてどうにもならない難儀な目に会った時には、この蓋を開けるがいい。
— 渡辺温 『イワンとイワンの兄』 青空文庫
中には十数個の阿弥陀仏とした位牌と六匹の鼠が入っていたが、鼠は箱の蓋を開けるなりばらばらと飛び出して往った。
— 田中貢太郎 『位牌と鼠』 青空文庫
」 と好事に蹲込んで、溝板を取ろうとする、め組は手品の玉手箱の蓋を開ける手つきなり。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
旅僧も私と同く其の鮨を求めたのであるが、蓋を開けると、ばら/\と海苔が懸つた、五目飯の下等なので。
— 泉鏡太郎 『高野聖』 青空文庫
いつたいに寂しい小屋でときどき思い出したように蓋を開けるが、一年のうちの大部分は戸が締まつていた。
— 伊丹万作 『私の活動写真傍観史』 青空文庫
彼女が腰掛を引寄せる音や鍵台の蓋を開ける音や讃美歌の楽譜を繰る音はよく聞えた。
— 島崎藤村 『桜の実の熟する時』 青空文庫
毎朝、小さい鍵で、箱の蓋を開けるとき、自分は必ず丸い大様な書体で紙面を滑って居る母の手跡を期待して居る。
— 宮本百合子 『樹蔭雑記』 青空文庫
作例 · 標準
スープが冷めないように、すぐに鍋の蓋を開けてください。
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彼はプレゼントの箱の蓋をわくわくしながら開けた。
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コーヒーメーカーの蓋を開けて、水を入れた。
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標準
to open the lid (on)
作例 · 標準
事件の蓋を開けるまで、真相は闇の中だった。
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彼の過去の秘密が、思わぬ形で蓋を開けられた。
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そのプロジェクトの失敗は、調査によってその蓋が開けられた。
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標準
to start (something)
作例 · 標準
いよいよ明日は、長らく準備してきた文化祭の蓋を開ける日だ。
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新年度が始まり、新しいプロジェクトの蓋を開けることになった。
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フェスティバルは盛大なパレードで蓋を開けた。
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標準
to look at the results (consequences, outcome, effect)
作例 · 標準
選挙の結果はどうなるか、蓋を開けてみないと分からない。
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新しい戦略が成功するかどうかは、蓋を開けてみないと何とも言えない。
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彼の努力が報われるか、最後に蓋を開ける時が来るだろう。
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標準
to open (of a theatre)
作例 · 標準
新しい劇場は来月から蓋を開ける予定だ。
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この舞台は、満員の観客の前で盛大に蓋を開けた。
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歴史ある劇場が改修を終え、再び蓋を開ける日が待ち遠しい。
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