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礼仏

らいぶつ
名詞
1
標準
文例 · 用例
十日、丁亥、晴、晩頭将軍家桜花を覧んが為、永福寺に御出、御台所御同車、先づ御礼仏、次に花林の下を逍遥し給ふ、其後大夫判官行村の宅に入御、和歌の御会有り、亥の四点に及び、月に乗じて還御。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
在俗の間すら礼仏誦経に身心を打込んだのであるから、寂心となってからは、愈々精神を抖※して、問法|作善に油断も無かった。
幸田露伴 連環記 青空文庫
夫婦に小児一人の飯米三|斛五斗四升、この代銀三百五十四匁、店賃百弐拾匁、塩、醤油、味噌、油、薪炭代銀七百目(一日銀一匁九分余)、道具家具の代百二十匁、衣服の価百二十目、親属故旧の音信祭礼仏事等に百匁程、都合一貫五百十四匁ばかりを費して、僅かに七十三匁六分を余せり。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫
天武帝が礼仏の雰囲気のうちで崩じたに反して、天智帝は皇位継承のゴタゴタのうちに崩じたのである。
和辻哲郎 古寺巡礼 青空文庫