高砂の尉と姥
たかさごのじょうとうば
表現名詞
標準
(Japanese) Darby and Joan
文例 · 用例
高砂の尉と姥の飾りつけをした、この島台は何かと申しますとこれが宴会の花と同じことなのです。
— 折口信夫 『日本美』 青空文庫
必しも高砂の尉と姥から出た空想ではない。
— 折口信夫 『まれびとの歴史』 青空文庫
歳暮に来て、初春の年棚の客となる歳神――歳徳神とも言ふ――の姿も、高砂の尉と姥の様な、と形容する地方が多いやうです。
— 折口信夫 『翁の発生』 青空文庫
翁一人でなく、高砂の尉と姥との樣な、夫婦神の來臨を言ふ事も多い。
— まれびとの意義 『國文學の發生(第三稿)』 青空文庫
お嫁をもらうゆえ、箪笥をゆずってくれと言われ箪笥の奥から姉が嫁してきた時の『部屋見舞』(関西では色や形とりどりの大きい饅頭を作る)松竹梅や高砂の尉と姥、日の出、鶴亀、鯛等で今でも布袋が白餡で、鯛が黒餡であったことを覚えている。
— 正岡容 『随筆 寄席囃子』 青空文庫
山丈のジョウは高砂の尉と姥などのジョウで、今の俗語のダンナなどに当るだろう。
— 柳田国男 『山の人生』 青空文庫
作例 · 標準
あのご夫婦はまさに高砂の尉と姥のように、長年手を取り合って歩んできた。
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「二人で高砂の尉と姥になるまで長生きしましょう」と誓い合った。
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近所の老夫婦が公園のベンチで語らう姿は、現代の高砂の尉と姥のようだ。
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