洒亜
洒亜
名詞
標準
文例 · 用例
お前がその盲目だから悪い事を働いて、一端己の目を盗んだ気で洒亜々々としているんだ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
蛙の面へ打かけるように、仕かけの噴水が、白粉の禿げた霜げた姉さんの顔を半分に仕切って、洒亜と出ていら。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
力が、男に足りないで、殺させた女を前妻だ、と一人|極めにして、その上に、新妻を後妻になれ、後妻にする、後妻の気でおれ、といけ洒亜々々として、髪を光らしながら、鰌髭の生えた口で言うのは何事でしょうね。
— 泉鏡花 『陽炎座』 青空文庫
のみならず、一旦恥辱を蒙つて、われわれ同胞の面汚をしてゐながら、洒亜つくで帰つて来て、感状を頂きは何といふ心得だ。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
いけ洒亜々々失礼じゃないか。
— 泉鏡花 『春昼後刻』 青空文庫
のみならず、一旦恥辱を蒙って、吾々同胞の面汚をしていながら、洒亜つくで帰って来て、感状を頂きは何という心得だ。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
刑事の一人が、急に洒亜しゃあし出した犯人の態度に憤りを抑さえ切れずに、「あれが聞えるか。
— 牧逸馬 『双面獣』 青空文庫