篦棒
べらぼう
名詞
標準
文例 · 用例
篦棒奴、娘が可愛ければこそ、己れだってこんな仕儀はする。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
「其※こと云つたつ位、打ん擲らつら篦棒臭え」打ち消す聲が聞えた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
「篦棒、さうだ軟けえ面で風吹く處歩けるもんぢやねえ」爺さんはむきに成つていつた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
「篦棒、以前のことなんぞ、外聞惡りい、俺らなんざこんで隨分無鐵砲なこたあしたが、こんで女にや煎れねえつちやつたから」と首に珠數を卷いた爺さんが側でそれを見て居て呶鳴つた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
「篦棒いつまでたつても夫婦にも成れねえやうな奴等なんでやつかむかえ。
— 長塚節 『芋掘り』 青空文庫
「篦棒に寒い晩だなどうも」 と又四つ又は火鉢へ手を翳す。
— 長塚節 『芋掘り』 青空文庫
「篦棒め、イナゴもバツタも同じもんだ。
— 夏目金之助 『坊っちやん』 青空文庫
「篦棒め、イナゴもバッタも同じもんだ。
— 夏目漱石 『坊っちゃん』 青空文庫