随心
ずいしん
名詞
標準
文例 · 用例
『大宝広博秘密陀羅尼経』には、随心陀羅尼を五万遍誦せば、迦は、笑面黄白色の身相、人意を悦ばしむと見ゆ。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
馬術は大坪、常心流、随心流など繁昌とか、せめて我らが行列を、突っ切る者はござらぬかな!
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫
すでにこれ無記、すなわち苦楽あることなし」と)儒仏論肝要鈔云、色無定体、随心所変也、心好殺生則死堕地獄、乃至苟未滅其心垢、有無数生死千変万化也、由之幽霊有死此生彼、譬如人之移易其屋廬。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
そうこう致すうち一月の末には、太閤は宇治の随心院へ奥方様とお二人で御座を移されました。
— 神西清 『雪の宿り』 青空文庫
お次はそこが火の海と決まっておりますので、桃花坊も中御門のお宿も最早これまでと思い切りその翌る日には前の関白様は随心院へ、また東の御方様は鶴姫様ともども光明峰寺へ、それぞれお移し申し上げました。
— 神西清 『雪の宿り』 青空文庫
わたくしは取るものも取敢えずその夜のうちに随心院へ参り、雑兵劫掠の顛末を深夜のことゆえお取次を以て言上いたしましたところ、太閤にはお声をあげて御|痛哭あそばしました由、それを伺ってわたくしはしんから身を切られる思いを致したことでございました。
— 神西清 『雪の宿り』 青空文庫
さうかう致すうち一月の末には、太閤は宇治の随心院へ奥方様とお二人で御座を移されました。
— 神西清 『雪の宿り』 青空文庫
お次はそこが火の海と決まつてをりますので、桃花坊も中御門のお宿も最早これまでと思ひ切りその翌る日には前の関白様は随心院へ、また東の御方様は鶴姫様ともども光明峰寺へ、それぞれお移し申し上げました。
— 神西清 『雪の宿り』 青空文庫