赤目
あかべ
名詞
標準
facial gesture of pulling one's eyelid down and sticking out one's tongue
文例 · 用例
父親の医者というのは、頬骨のとがった髯の生えた、見得坊で傲慢、その癖でもじゃ、もちろん田舎には刈入の時よく稲の穂が目に入ると、それから煩う、脂目、赤目、流行目が多いから、先生眼病の方は少し遣ったが、内科と来てはからッぺた。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
」 赤目の嫗は自から深く打頷いた。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
のさのさのさ、頭で廊下をすって来て、夫人の枕に近づいて、ト仰いで雨戸の顔を見た、額に二つ金の瞳、真赤な口を横ざまに開けて、「ふァはははは、」「う、うふふ、うふふ、」と傾がって、戸を揺って笑うと、バチャリと柄杓を水に投げて、赤目の嫗は、「おほほほほほ、」と尋常な笑い声。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
「何だかちっとも分らねえが、赤目鰒の腸さ、引ずり出して、たたきつけたような、うようよとしたものよ。
— 泉鏡花 『海異記』 青空文庫
その花の穗を採つて屈めて、上下の眼瞼に張り赤目をする遊戲があつた。
— 木下杢太郎 『すかんぽ』 青空文庫
父親の医者といふのは、頬骨のとがつた髯の生へた、見得坊で傲慢、其癖でもぢや、勿論田舎には苅入の時よく稲の穂が目に入ると、それから煩らう、脂目、赤目、流行目が多いから、先生眼病の方は少し遣つたが、内科と来てはからつぺた。
— 泉鏡太郎 『高野聖』 青空文庫
大にして尾長く赤目なるは禺なり。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
わがゆく海わがゆくかたは、月明りさし入るなべに、さはら木は腕だるげに伏し沈み、赤目柏はしのび音に葉ぞ泣きそぼち、石楠花は息づく深山、――「寂靜」と、「沈默」のあぐむ森ならじ。
— 薄田泣菫 『泣菫詩抄』 青空文庫
作例 · 標準
食材の新鮮さが料理の質を決める。
調理技法は世代から世代へと伝えられる。
食文化は地域の歴史を物語る。
栄養バランスの取れた食事が健康を支える。