清朗
せいろう
形容動詞
標準
文例 · 用例
巒々相迫った、かすかな空は、清朗にして、明碧である。
— 泉鏡花 『栃の実』 青空文庫
秋の語は明らかなること、空疎清朗なることを語つてゐるので、林空しく天明らかに、氣象清澄の状と、物皆歸するところへ歸せんとするの勢とを示して居るのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
秋の語は明らかなこと、空疎清朗なことを語っているので、林|空しく天明らかに気象|清澄の状態と、物皆帰するところへ帰ろうとする勢を示しているのである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
清朗を感じる、書債を果したので身心軽快。
— 種田山頭火 『松山日記』 青空文庫
*読者の眼頭に彷彿として展開するものは、豪壮悲惨なる北欧思想、明暢清朗なる希臘田野の夢、または銀光の朧々たること、その聖十字架を思はしむる基督教法の冥想、特に印度大幻夢|涅槃の妙説なりけり。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
*読者の眼頭に彷彿として展開するものは、豪壮悲惨なる北欧思想、明暢清朗なる希臘田野の夢、または銀光の朧々たること、その聖十字架を思はしむる基督教法の冥想、特に印度大幻夢涅槃の妙説なりけり。
— 上田敏訳詩集 『海潮音』 青空文庫
*讀者の眼頭に彷彿として展開するものは、豪壯悲慘なる北歐思想、明暢清朗なる希臘田野の夢、または銀光の朧々たること、其聖十字架を思はしむる基督教法の冥想、特に印度大幻夢涅槃の妙説なりけり。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
全く食えないんだから……」「食わなくったって、溺れていた方がいいじゃないの……」「君はいったい何日位飢える修養が積ンであるのかね、まさか一年も続くまい」 八 清朗な日が続いた。
— 林芙美子 『清貧の書』 青空文庫