鼻垂らし
はなたらし
名詞名詞-の形容詞
標準
runny-nosed child
文例 · 用例
ただ文學者として原稿生活に慣れて來るに從つて、鼻垂らし小僧同樣な學生を相手にしてゐたのが如何にも馬鹿々々しくなつて、不平やら、校長と衝突やらで、よしてしまつたに過ぎない。
— 放浪 『泡鳴五部作』 青空文庫
小汚ない服装をした鼻垂らしではあったが犬のように軽快な身のこなしで、群れを作ってほしいままに遊び廻っているのが遊び相手のない私にはどんなに懐かしくも羨ましく思われたろう。
— 水上滝太郎 『山の手の子』 青空文庫
汚ならしい着物の、埃まみれの顔の、眼ばかり光る鼻垂らしはてんでに棒切れを持っていた。
— 水上滝太郎 『山の手の子』 青空文庫
「何んでえ弱虫」 こう言って肱を張って突っかかって来る鼻垂らしに逆らうだけの力も味方もなかった。
— 水上滝太郎 『山の手の子』 青空文庫
与吉がなんだ蒼ん膨れと下から云うと、喜いちゃんは上から、やあい鼻垂らし小僧、貧乏人、と軽侮ように丸い顎をしゃくって見せる。
— 夏目漱石 『永日小品』 青空文庫
まだも、この中へ鼻垂らしう、これは奥が財産目録でござると、持つてござらぬだけが取り得か。
— 清水紫琴 『したゆく水』 青空文庫
私は、小湊、荒海、天津、妙の浦あたりの浜辺に遊んでいる真黒なはなたらしの漁師の子供を見るたびに、聖日蓮ここにありと、いくたび感激の涙をこぼしたか知れません。
— 他生の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
はなたらして落第なら、みんな一年生のとき落第したわ。
— 壺井栄 『二十四の瞳』 青空文庫
作例 · 標準
まだ幼い鼻垂らしの子供が、母親の後ろに隠れて恥ずかしがっていた。
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風邪をひいたのか、鼻垂らしのまま遊んでいる子供を注意した。
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「まったく、鼻垂らしなんだから!」と、おばあちゃんは孫の鼻を拭いてやった。
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標準
greenhorn
作例 · 標準
彼はこの道に入ったばかりの鼻垂らしだが、秘めた才能があると感じる。
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あの鼻垂らしの若者が、数年後には一流の職人になるとは誰も想像できなかった。
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「まだまだ鼻垂らしのひよっこだが、精一杯頑張ります」と、彼は初々しく挨拶した。
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