威張り散らす
いばりちらす異読 えばりちらす
動詞-五段-サ行動詞-自動詞
標準
to domineer
文例 · 用例
訳もわからないで無暗に威張り散らすのが御役人だと思っていた。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
それでも運好く成功した人間共は、其の幸福と云うことは一向顧みないで、始めから自分達が優者である如く威張り散らすのである。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
彼は政江に押しつけられて、児子家の女中を嫁にしたが、その嫁が何かにつけて政江の指図をうけて威張り散らすので、亭主の威光が少しもないという理由で、政江を恨んでいるのだった。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
本官の奴等平生餘り威張り散らすから少し懲らしてやれといふので僕が行つて見ると大層裝つて居るが假病である。
— 長塚節 『開業醫』 青空文庫
「怪しからんぢやないか、断りもなしに他人の小屋に這入り込んで吾もの顔で威張り散らすとは何たる事だ。
— 牧野信一 『船の中の鼠』 青空文庫
ニーチェは重荷を担いで、苦しまぎれに威張り散らす。
— 原口統三 『二十歳のエチュード』 青空文庫
わたしはあらゆる階級――零落した旧家の子弟、劇場の女たち、狡猾な悪漢、幇間、威張り散らす乱暴者のたぐいを招いて遊びました。
— クラリモンド 『世界怪談名作集』 青空文庫
」「大なまくら、威張り散らすだけで、いざとなつたら、何んの役にも立たなかつたでせうよ」 徳川の直參も太平に慣れて、そんな心細い武士が次第に殖えて行くのを防ぎやうもありません。
— 井戸端の逢引 『錢形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
新しく来た上司は、部下に威張り散らすことしか能がない。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼は権力を手に入れると、途端に周囲に威張り散らすようになった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
自分の意見が通らないとすぐに威張り散らすのは、彼の悪い癖だ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro