黄赤色
おうせきしょく
名詞
標準
yellowish red
文例 · 用例
「桐の花咲くころ」はこれまでの風景に比べて黄赤色が減じて白と黒とに分化している事に気がつく。
— 寺田寅彦 『昭和二年の二科会と美術院』 青空文庫
ふたをあけて見ると腐ったような水の底に鉄釘の曲がったのや折れたのやそのほかいろいろの鉄くずがいっぱいはいっていて、それが、水酸化鉄であろうか、ふわふわした黄赤色の泥のようなものにおおわれていた。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
反射する光線は幅広く、やや黄赤色を帯びて居る。
— 一九二三年(大正十二年) 『日記』 青空文庫
根は太い鬚状で黄赤色を呈しこれから染料を採りいわゆる茜染をする。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
茜で染めたものは黄赤色で丁度|紅絹の褪せた様な色である。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
電線の銅が焼ける場合には、淡緑色又は淡青色の光を発するはずであるが、大多数の報告は赤色又は黄赤色だと言う。
— 武者金吉 『地震なまず』 青空文庫
作例 · 標準
例句