となれば
となれば
表現
標準
where ... is concerned
文例 · 用例
之に反して、月末の支払ひだけ片付くとなれば安心の出来る人達は元気でゐる。
— 中原中也 『作家と孤独』 青空文庫
而も、書かうとなれば、詩作と同様のことになり、誰に出す手紙かも分らなくなつてしまふのです。
— 中原中也 『感情喪失時代』 青空文庫
彼はズツと離れた郊外にゐたし、彼の友人や知人はみんな市内やまた他の方面の郊外にゐたので、彼は電車賃がないとなれば、誰かが遊びに来るのを待つてゐて、遊びに来た者から借りるか、それとも本を売るかしなければならないのだつた。
— 中原中也 『古本屋』 青空文庫
何となれば彼の最近の作風には、一の著るしい變化と跳躍とが見られるから。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
何となれば彼の中には、丁度我々の詩が求めてゐるやうな「新鮮さ」や、特殊な鋭い「敏感さ」やがあり、或る説明できない神經の尖鋭が、溌剌たる言語の中で泳いでゐるのを見るからだ。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
何となれば、「あゝ!
— 中原中也 『生と歌』 青空文庫
何となれば、これらの句には、洋画風の明るい光と印象があり、したがってまた明治以後の詩壇における、欧風の若い詩とも情趣に共通するものがあるからである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
これがもし他の色々の鳥にも応用されるとなれば、鳥を少しも傷つけないで、生きた健全な標本を得るための一つのいい方法になるかもしれないという空想も起って来る。
— 寺田寅彦 『鴫突き』 青空文庫