清話
せいわ
名詞
標準
文例 · 用例
大菩薩峠出版略史 それから同時代の史上の人物としては勝海舟がある、勝の死んだのは明治三十二年余が十五歳の時のことであった、無論親しくその人を見たことはないが、その頃出た「氷川清話」という本は愛読したもので、少年時代のこれ等の書によって受けたところの感化は少いものではなかった。
— 中里介山 『生前身後の事』 青空文庫
一劫すらなおしかり、いわんや無量劫をや」と)山堂清話曰、五蘊初起、名之為生、乃至四大分散、名之為死、識神随業旋帰後有。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
(『山堂清話』に曰く、「五蘊はじめて起こる。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
南洲や甲東と屡々密話清話した歴史的な小部屋だ。
— その一 舞踏会殺人事件 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
」〔客ハ来リ窮巷深泥ノ裏/門ハ掩ヅ連陰綿雨ノ時/三載淡交|直水ノ如ク/一宵ノ清話自ラ詩ヲ成ス〕という聯句がある。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
老いたる自分の父は、老いたる來客と共に、冬の日光の下で、漢學から得た支那趣味の閑談清話に耽つてゐる。
— 永井荷風 『新歸朝者日記 拾遺』 青空文庫