麦糠
むぎぬか
名詞
標準
文例 · 用例
あれはただ腹が空った、かぶらの茎、噛みつく、うまい、厭きた、ねむり、起きる、鼻がつまる、ぐうと鳴らす、腹がへった、麦糠、たべる、うまい、つかれた、ねむる、という工合に一つずつの小さな現在が続いて居るだけである。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
全体豚のごとき何ぞよく死のごとき高等なる観念を有せんや そはたゞ腹が空った、かぶらの茎、噛みつく、うまい、厭きた、ねむり、起きる、鼻がつまる、ぐうと鳴らす、腹がへった、麦糠、たべる、うまい、つかれたねむる、との如き一一の〔〕小き現在の連続のみ。
— 宮沢賢治 『一九三一年度極東ビヂテリアン大会見聞録』 青空文庫
食うに足るものはなにによらず、恐ろしいような値がつき、米糠、麦糠すら百文と、はねあがった。
— 久生十蘭 『ボニン島物語』 青空文庫
米糠や麦糠を湿して蒸す。
— 久生十蘭 『ボニン島物語』 青空文庫