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眈々

たんたん
副詞-と形容詞-たる
1
標準
(glaring) covetously
文例 · 用例
はじめから、そのつもりで両方が虎視眈々、何か「きっかけ」を作ろうとしてあがきもがいた揚句の果の、ぎごちないぶざまな小細工に違いないのだ。
太宰治 チャンス 青空文庫
出奔した前太子は晋の力を借りて衛の西部に潜入し虎視眈々と衛侯の位を窺う。
中島敦 弟子 青空文庫
一八八九年の三月、アピア湾内には、米艦二隻英艦一隻が独艦三隻と対峙し、市の背後の森林にはマターファの率いる叛軍が虎視|眈々と機を窺っていた。
中島敦 光と風と夢 青空文庫
血は、見るみる砂に吸われて、苦悶の極、虎視眈々と一時静止した牛が、悲鳴し怒号し哀泣し――が、許されっこない。
血と砂の接吻 踊る地平線 青空文庫
血はみるみる牛の足を伝わって流れて、砂に吸われて、点々と凝って、虎視眈々と一時静止した牛が、悲鳴し、怒号し、哀泣し――が、どうせ殺すための牛だ。
血と砂の接吻 踊る地平線 青空文庫
その動揺こそ、今は表面から姿をかくしながら、虎視眈々と機会をうかがっている旧軍閥、反動者のつかむところとなる。
宮本百合子 私たちの建設 青空文庫
で、父の仇を討とうがため、すなわち信長を討とうがため、都近くのそんな所へ、そのような自然的砦を設け、旧の家臣を庭師風に仕立て、一緒に住んで虎視眈々、様子を窺っていたのである。
国枝史郎 南蛮秘話森右近丸 青空文庫
北からはロシアが北海道をうかがい、西からはイギリスが支那を犯し、香港島を占領し、その余威を籍りて神国日本へ、開港を逼ろうとして虎視眈々じゃ。
国枝史郎 前記天満焼 青空文庫
作例 · 標準
獲物を狙うライオンのように、彼は機会を眈々と伺っていた。
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ライバル企業は、常に市場シェアの拡大を眈々と狙っている。
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あの政治家は、首相の座を眈々と狙っているらしい。
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