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一番太鼓

いちばんだいこ
名詞
1
標準
beating of a drum as a signal to announce the opening (beginning) of an event (theatrical performance, festival, etc.)
文例 · 用例
玉輔はたぶん寄席へ来た客が、気分でも悪くなって風にあたっているのだろうと思って楽屋へ入ったが、何となく無鬼魅に感じたので、そこにいあわせた前座の者に話すと、「その坊さんなら、一番太鼓を入れた時に、客席の隅にしょんぼり坐ってましたよ」 と云った。
田中貢太郎 寄席の没落 青空文庫
左側は祠で、一番太鼓のとゞろきと共にそこへお燈明がさし入れられ、ほんのりその灯が夏萩の茂みを濡らした。
正岡容 寄席風流 青空文庫
五日目の夕方になると、だしぬけに寝た間も忘れない寄席の一番太鼓がドロドロドロンとすぐ八百春の後のほうで鳴りはじめた。
正岡容 小説 圓朝 青空文庫
そのうえ、さらにいけないことには燕花となってすぐ阿部川町の寄席と吉原の中鈴木という寄席と二軒掛け持ちがついたのですが、この阿部川の楽屋には燕作という前座がいてお客さまのお集まりの前に一番太鼓を入れる。
正岡容 初看板 青空文庫
半刻のご休息があって、一番太鼓がドーンと入る。
吉川英治 剣難女難 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4