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名詞頻度ランク #21 · 青空 75
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fruit
文例 · 用例
勿論それは余りお子の欲しくない人が駄子の方が寧ろ美味い、といふ時のやうなふうにして発生した通念と見えるが、それにしても、一応の由来はあると思へるので、一寸その事に就いて云つてみれば、 西洋人の方が、我々よりも尠くも形の上では楽天的である、従つて即興的であるよりも構成を怡しむ習性を一層持つてゐる。
中原中也 詩と其の伝統 青空文庫
葬式のあるたんびに子供達は葬式をやつてゐる寺に名刺を持つて行つて子を貰ふのであつた。
中原中也 金沢の思ひ出 青空文庫
僕はそれが羨しくて、母に名刺を呉れといふのであつたが「あれはお葬式のお供に行く人の子供だけが貰へるのです」つまり名刺を持つて行つたらとて子が貰へるわけはないといふのであつた。
中原中也 金沢の思ひ出 青空文庫
それもさうと思つたが、それにしても葬式のあるたんびにみんなは名刺を持つて出掛けては子を持つて帰つてゐた。
中原中也 金沢の思ひ出 青空文庫
――父が子鉢の蓋を取ると、「一つだけ食べて行け、え、耕二」と言つた。
中原中也 耕二のこと 青空文庫
「……お子……」――今行つた弟が母に言つたのだ。
中原中也 その頃の生活 青空文庫
この原理を敷衍すれば、子は「くわし」と書ずして「し」と書き、關東は「くわんとう」でなくして「んとう」、蝶は「てふ」でなくして、「ちよー」と書くべき筈である。
萩原朔太郎 ローマ字論者への質疑 青空文庫
呼びよせて、子など與ふれば、喜びて、片言交りに物よく言ひたるいとらうたし。
萩原朔太郎 花あやめ 青空文庫
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