提灯行列
ちょうちんぎょうれつ
名詞
標準
lantern procession
文例 · 用例
また一年の前なり、その村の祝勝提灯行列の夜、幾百の村民が手に手に紅燈を打ふりて、さながら大火竜の練り行くが如く、静けき村路に開闢以来の大声をあげて歓呼しつゝ家国の光栄を祝したる事あり。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
盛大な提灯行列が三日にわたって行なわれて、佐山君の店の人たちも疲れ切ってしまうほどに毎晩提灯をふって歩きつづけた。
— 岡本綺堂 『火薬庫』 青空文庫
盛大な提灯行列が三日にわたって行なわれて、佐山君の店の人達も疲れ切ってしまうほどに毎晩提灯をふって歩きつづけた。
— 岡本綺堂 『探偵夜話』 青空文庫
汽車は間もなく噂の大渦を横切つて小田原へ達し、大祭の提灯行列、更に真鶴に延びて大花火の万雷は空を覆ひ、沿線の春秋は三年、四年の年月を鬨の声を浴びて、興奮の竜巻の中を邁進した。
— 牧野信一 『熱海線私語』 青空文庫
夜は提灯行列が日比谷公園から上野公園まで続いて、桜田門付近|馬場先門付近はほとんど人で埋めらるるくらいであったという。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
遼陽占領の祭りで、町では先ほどから提灯行列がいくたびとなくにぎやかに通った。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
二三日前から今日占領の祭りをするという広告をあっちこっちに張り出したので、近在からも提灯行列の群れがいく組となくやって来た。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
太郎の海辺の町も、「号外」の鈴の音と、戦死者の送葬曲とに、明けては、暮れ、そしてまた提灯行列の祝勝騒ぎと、行進曲の合唱に鼎の如く湧きたつうちに、いつしか遠方の山々の雪も解けて、紫色の山肌が艶々と光つた。
— 牧野信一 『サクラの花びら』 青空文庫
作例 · 標準
夏祭りの夜、色とりどりの提灯行列が町を練り歩いた。
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子供たちが作った手作りの提灯を行列にして、地域のお祭りを盛り上げた。
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亡くなった偉人を偲ぶ、厳かな提灯行列が夜空を幻想的に照らしていた。
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