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先刻承知

せんこくしょうち
名詞形容動詞名詞-の形容詞
1
標準
being already (well) aware
文例 · 用例
其に、あゝ、何とかの端本か、と部屋頭が本の名を存じて居りますから、中の歌も、此から引出しましたのでは、先刻承知とやらでござりませう。
泉鏡太郎 片しぐれ 青空文庫
其に、あゝ、何とかの端本か、と部屋頭が本の名を存じて居りますから、中の歌も此から引出しましたのでは先刻承知とやらでござりませう。
泉鏡太郎 二た面 青空文庫
わしが昨日から歯痛で、笑い声一つ立てられないのは、先刻承知じゃないか」「ふーむ」 その時、また笑い声がした。
織田作之助 猿飛佐助 青空文庫
先刻承知だろうと思っていたのが、耳を立てて、何山の井だ、どこの藪だ。
泉鏡花 式部小路 青空文庫
だが、まあ当人の志が何よりだから悴に聞いて見ましょう」というと、「そのことなら本人はもう先刻承知のことだ。
安床の「安さん」の事 幕末維新懐古談 青空文庫
そんなことは先刻承知している。
海野十三 暗号数字 青空文庫
私の思想や、生活状態がどんなものであるかということはみなさん先刻承知の筈である。
辻潤 え゛りと・え゛りたす 青空文庫
」 が、六千|噸もある船が晴雨計の針が逆立ちしようと出港地へ帰航するようなことのないのは海で育った彼が先刻承知の筈だった。
牧逸馬 上海された男 青空文庫
作例 · 標準
「この件については、先刻承知しておりますので、ご安心ください。」と担当者は述べた。
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彼は、その提案が受け入れられないことを先刻承知していた。
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「もう知ってるよ、先刻承知さ!」と彼は少し不満そうに言った。
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