鮮満
せんまん
名詞
標準
文例 · 用例
このことは朝鮮満州をそれと同緯度の西欧諸国と比べてみればわかると思う。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
朝鮮満洲|吉林黒竜江などは紫色の内にあれど北京とも天津とも書きたる処なきは余りに心細き思ひせらる。
— 正岡子規 『墨汁一滴』 青空文庫
日本街は全く日露戦役を経て鮮満両鉄道の連絡したが為めに新たに出来たのである。
— 附 満蒙の歌 『満蒙遊記』 青空文庫
村田|懋麿氏の『鮮満植物字彙』にもこの誤りを敢てしている)そのものでは断じてない。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
そして我国の学者は東垣の『食物本草』にある裙帯菜をワカメだとし前の村田氏の『鮮満植物字彙』にもそうしているが、これは間違いでこの裙帯菜はけっしてワカメそのものではなく、無論何か別の緑色海藻すなわち緑藻類である。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
そして日本人間では右の筵席を一般に江華筵として知られていると村田|懋麿氏の『土名対照鮮満植物字彙』(昭和七年1932発行)に出ている。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
さて、田辺定雄が鮮満地方の放浪生活を切り上げて村へ帰ったのは、村の事態が以上のような進行をしている最中だったのである。
— 犬田卯 『瘤』 青空文庫
月浴びて玉|崩れをる噴井かな大正十三年八月秋の蚊の居りてけはしき寺法かな大正十三年 鮮満旅行の途次、十月十四日平壌にあり。
— 高浜虚子 『五百句』 青空文庫