義理の母
ぎりのはは
名詞
標準
mother-in-law
文例 · 用例
義理の母とは衝突もあったが、ともかく叔母を頼って上京することになった。
— 原民喜 『滑走』 青空文庫
しかし義理の母の方からは送金額が多すぎることを批難して来た。
— 原民喜 『滑走』 青空文庫
義理の母と云ふのが、さう云ふ商売にあり勝ちの女で、資本を出す男から男へ移るうち、結局は世間の恨みを買って、没落した。
— 原民喜 『透明な輪』 青空文庫
表向きに屋敷へお連れ申すことは出来ませずとも、どこぞに相当の世帯をお持ちなされて、義理の母御と御不自由なくお暮しなさるゝように、手前が屹とお賄い申します。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
その頃|痩世帯を張っていた養父は、それまで義理の母親に育てられて、不仕合せがちであったおとらと一緒になってから、二人で心を合せて一生懸命に稼いだ。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
その頃痩世帯を張っていた養父は、それまで義理の母親に育てられて、不仕合せがちであったおとらと一緒になってから、二人で心を合せて一生懸命に稼いだ。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
「否、それだから尚更帰らねばならぬ、妹が死にかゝつて居る、それを知つて帰らぬのはあまり不人情過ぎる、母に対して義理がすまぬ、母は義理の母だ。
— 加能作次郎 『厄年』 青空文庫
占めた……と思いながら何喰わぬ顔で話を聞いてみると、愛子は金兵衛に死別れてから、芸妓を廃業て、義理の母親と一緒に煙草屋専門で遣ってみた。
— 夢野久作 『近眼芸妓と迷宮事件』 青空文庫